『群系』 (文芸誌)ホームページ      夏・冬年二回刊行の総合文芸誌です

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2007年

「群 系」 第20号  目 次

(創刊二〇周年記念号) ―2007(平成19年)
  

総力特集 昭和のあゆみ                   編集部 5

T 昭和作家作品論 

大江健三郎 ―ユーモアという思想―                       井口時男 6 


萩原朔太郎 モダン都市の虚妄 ―萩原朔太郎「氷島」―           勝原晴希10

宮澤賢治「銀河鉄道の夜」 −子ども社会へのまなざしー            山田吉郎14

室生犀星「蜜のあはれ」の詩と真実(安宅夏夫氏のHPにジャンプ) 安宅夏夫21

中野重治「斉藤茂吉ノート」一瞥                            島崎市誠 23

大佛次郎『終戦日記』―GooglePrintと文学の受容について―          児山和弘 25

三島由紀夫「近代能楽集」                               小林弘子29


三島由紀夫「天人五衰」 ー不思議な置土産ー                   澤田繁晴31

本多秋五 本多秋五の凄い日記                            福田信夫35

遠藤周作「深い河」(ディープ・リバー)                        取井 一 38

開高健「パニック」−「恐慌」の楽しさー                       内田 翔 43

小川国夫「ハシッシ・ギャング」                            河野基樹 45

中上健次ー近親姦ー村上春樹                            永島貴吉51

矢作俊彦「ららら科学の子」                              星野光徳 55


             *

梅崎春生 変容する社会、転形する時代 ―梅崎春生と「昭和」         戸塚麻子58

伊藤桂一「源流へ」―病気と整体―                         野寄 勉 66

大岡昇平 「俘虜記」の先行作品
        −『西部戦線異状なし』と『黙示録の四騎士』 −         関塚 誠74

大城立裕「カクテル・パーティー」を中心に―昭和の沖縄文学―        高比良直美83

野上弥生子「迷路」−作品から読み取る戦争への道―            土倉ヒロ子94

葉山嘉樹の転向  ―「今日様」「氷雨」「暗い雨」―               武藤武美106

太宰 治健全な生活というアポリア
        ー「黄金風景」から「津軽」「舌切雀」まで―             野口存彌 118


U 〈私〉の昭和 エッセイ集

昭和の私と大岡昇平「レイテ戦記」                         長野克彦 137

昭和文学と私                                     竹内清己 152

気になる詩人―尼崎安四―                            馬渡憲三郎 155

高島野十郎の蝋燭など                               森 晴雄 156

昭和の童謡・唱歌                                  永野 悟 158

「三島・特攻隊・陛下」                                大堀敏靖 164

神西清日記「幻の『小野物語』」                          神西敦子 167

私の昭和                                       青木邦夫 172

忘れられない「昭和」のひとこま                          小林弘子 174

昭和の二つの世代=@                              永野 悟176

武甲山―昭和の傷―                                川本 圭 180

おいしい昭和                                     高比良明子 181


昭和末期のTV報道に兆していたもの                       内田 誠 184

表現の自由とプライバシー権                            穐山守夫 186

日帰り温泉と日本国憲法                              市川直子 187

「私の史観」について                                小池金太郎 188

文学と社会科学と                                  岩木讃三 192


【紹介】『15歳からのニッポン文学』 群系の会企画・同人著          編集部 183

     

      同人による書評が、19号に掲載されています。


 『15歳からのニッポン文学』(宝島社刊行)表紙



詩二題                                     増谷文樹194

窓                                        取井 一 195


【書評】

野口存彌著『詩的近代の生成―明治の詩と詩人たち―』       山田吉郎196

岩木讃三著『国境とは何か―国家とアイデンティティ―』        大堀敏靖197

稲垣輝美著『十二の花ばな』(創作集)を読んで             澤田繁晴198

《創 作》

ダリ作「キリンー6」との邂逅                         島 映子199

くらげ                                     古谷恭介 202

三年以内                                    大堀敏靖 213


グレアムファーム                                増谷松樹218

千住の庄三  その三                            永島貴吉 226

戦後の子    その4                            星野光徳 255

アンケート〈私の好きな昭和文学作品ベスト3〉    編集部 267

既刊号目次(11号〜19号)                               編集部269


                                             【編集後記】 275


 


 
















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2006年

「群系」19号  2006年(平成18年)

                     
小特集《生誕250年 モーツアルト》


モーツアルト新想                                安宅夏夫

我がモーツアルト                                長野克彦



特集《昭和文学―潰えない現在=t

武田泰淳・「審判」を原点にして                        野口存彌

小川国夫『跳躍台』 ―芥川「或旧友へ送る手記」の顰に倣うこと―    河野基樹

伊藤桂一 一九六〇年代の伊藤桂一 ―戦記作家としての軌跡―   野寄 勉

大岡昇平『レイテ戦記』ノート ―「遺骨」に導かれた想念―        関塚 誠  

太宰治文学における読者の位置 

         ―「懶惰の歌留多」と「葉」について―            ラミレス・マイケル

梶井基次郎「愛撫」論 ―此の世のものでない休息―           森 晴雄



特集《「私」の世界文学》


ロレンス(英)「チャタレー夫人の恋人」―発禁前の伊藤整訳を読む― 高比良直美

スタンダール(仏)「パルムの僧院」 ―その恋愛―             児山和弘

ヘルマン・ヘッセ(独)「車輪の下」 ―世界を知り始める頃に      土倉ヒロ子

トーマス・マン(独)ー「魔の山」の巨視性−                 長野克彦

ドストエフスキー(露) 「悪霊」から                      取井 一

ロベルト・ムージル(墺)  「愛の完成」                   勝原晴希

心に残る魯迅(中)の「藤野先生」                      小林弘子

ドストエフスキー(露)  「虐げられた人々」                永野 悟

アルベルト・モラヴィア(伊)「一九三四年」―性的頽廃とファシズム   河野基樹

ゴンブローヴイッチ(露)にご用心                       島 友彦

メリメ(仏) −文明開化の野蛮ー                       澤田繁晴

語学・コンプレックス                               島崎市誠

アメリカ文学  ―新大陸でのさまざまな顔―             ラミレス・マイケル

澤田繁晴著『輪舞―文学・美術散策―』出版会の記録            編集部


『輪舞』の感想                                 高比良明子 &




【紹介】勝原晴希・編『『日本詩人』と大正詩』(森話社刊)         編集部

    井口時男・著『暴力的な現在』(作品社刊)              編集部

窓 「ネット人格」                                 取井 一




《創作とエッセイ》

プロローグ                                    八重樫優子

何処へ ―カナダからの便り―                        増谷松樹

ベルリン物語                                   牧野牧人

我遭人                                      大堀敏靖

石工と羅漢 (二)                                古谷恭介

千住の庄三 菊花の約 その2                         永島貴吉

戦後の子  (三)                                星野光徳

                                           編集後記








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2005年
                                                     
「群系」18号   目   次    2005年(平成17年)


〈特集〉戦後六〇年の文学


島尾敏雄  「死の棘」と印旛沼 ― 遠望する沼と現前の沼 ―     高比良直美

藤枝静男   その男性性 ―「ヤゴの分際」を読む―             野口存彌

島由紀夫 「金閣寺」                               沢田繁春

小川国夫  「逸民」 ― 司馬江漢「西遊日記」との関連で ―        河野基樹

古井由吉   「木曜日に」 ― <現実>と<可能性>の狭間で ―        野々宮彩

伊藤桂一  一九五〇年代の伊藤桂一 ―「世に出る」にあたって―    野寄 勉

江藤 淳  「夏目漱石」                              島崎市誠江

大江健三郎 「万延元年のフットボール」ほか ― 大江の半世紀 ―     星野光徳

柴田 翔  「されど われらが日々」 ―一九五〇年代の青春 ―     土倉ヒロ子

高橋和巳  「散華」  ―精神の断絶とつらなりー              小川原健太

唐 十郎  「佐川君からの手紙」 ― 正妻と情婦とのるつぼ ―      取井 一

中上健次  「地の果て 至上の時」再読                     永島貴吉

村上 龍  「愛と幻想のファシズム」ほか                     星野光徳

車谷長吉  「武蔵丸」論 ― 室生犀星「虫寺抄」に触れつつ ―       森 晴雄

桐野夏生  「水の眠り 灰の夢」論                        中川智寛

平野啓一郎 「『バベルのコンピュータ』」と「最後の変身」            児山和弘

中野重治  「梨の花」                                高橋克博

小林秀雄  「本居宣長」 ― ことばのふり≠学ぶ ―         小池金太郎

太宰 治  「人間失格」―罪のアントは何?―                  永野 悟

野間 宏  「顔の中の赤い月」  ― 過度の哀しみに出逢うとき ―     河野基樹

大岡昇平  「俘虜記」 ― 昭和文学に表れた現象学 ―          長野克彦

中野重治   「五勺の酒」 ― 老校長の手記 ―                 永野 悟

松本清張  「昭和史発掘」 ― 天皇制の問題にも及ぶ ―         安宅夏夫

司馬遼太郎 「ひとびとの跫音」 ― 市井の人々の生涯 ―          安宅夏夫

三浦哲郎   死と諦観―「忍ぶ川」ほか                     岩木讃三

森 敦   「月山」の天地                                山田吉郎

池澤夏樹  「スティル・ライフ」 ― 進歩という観念から免れた世界観 ― 関塚 誠

村上春樹  「海辺のカフカ」 ― 15歳の少年の旅立ち ―          永野 悟

戦後六〇年の文学について                              永野 悟

戦後六〇年の文学 取り上げ作品の初出・単行本 案内            編集部


菊田義孝 年譜                                   永野 悟


【書評】野口存彌著『文学の遠近法』                        沢田繁春

【紹介】小林幸夫著『認知への想像力』                       野寄 勉

窓 果てしないモノローグ                               取井 一


〈エッセイ・創作〉

実朝塚夢譚                                       山田吉郎

石工と羅漢 (一)                                     古谷恭介

続・大家の日々                                       大堀敏靖

千住の庄三 菊花の約 その1                            永島貴吉


                                              編集後記 





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2004年

「群系」17号   目   次    2004年(平成16年) 


〈特集〉芥川賞この十年 (→「図書新聞」の批評)



中野重治と芥川賞                       河野基樹  1



芥川賞この十年〈同人による受賞作品一ページ評〉

  回数   (受賞年度期)    作家名     作品名       初出誌   作品評担当 

第一三一回(二〇〇四上半期)  モブ・モリオ   介護入門       文學界   野々宮彩子

第一三〇回(二〇〇三下半期)  綿矢りさ     蹴りたい背中    文藝    安宅夏夫

第一三〇回(二〇〇三下半期)  金原ひとみ   蛇にピアス      すばる    市原礼子

第一二九回(二〇〇三上半期)  吉村萬壱    ハリガネムシ     文學界    古谷恭介

第一二八回(二〇〇二下半期)  大道珠貴    しょっぱいドライブ  文學界    野寄 勉

第一二七回(二〇〇二上半期)  吉田修一   パーク・ライフ     文學界   小川原健太

第一二六回(二〇〇一下半期)  長嶋 有    猛スピードで母は   文學界   石田和之

第一二五回(二〇〇一上半期)  玄侑宗久    中陰の花         文學界   河野基樹

第一二四回(二〇〇〇下半期)  堀江敏幸    熊の敷石         群像     沢田繁春

第一二四回(二〇〇〇下半期)  青来有一    聖水           文學界   勝原晴希

第一二三回(二〇〇〇上半期)  松浦寿輝    花腐し          群像     関塚 誠

第一二三回(二〇〇〇上半期)  町田 康     きれぎれ         文學界   星野光徳

第一二二回(一九九九下半期)  藤野千夜    夏の約束            群像    小川原健太

第一二二回(一九九九下半期)  玄 月       蔭の棲みか        文學界   土倉ヒロ子

第一二一回(一九九九上半期)  受賞なし   

第一二〇回(一九九八下半期)  平野啓一郎   日蝕           新潮    取井 一

第一一九回(一九九八上半期)  藤沢 周      ブエノスアイレス午前零時 文藝 永野 悟

第一一九回(一九九八上半期)  花村萬月     ゲルマニウムの夜   文學界  永島貴吉

第一一八回(一九九七下半期)  受賞なし

第一一七回(一九九七上半期)  目取真俊     水滴           文學界  高比良直美

第一一六回(一九九六下半期)  柳美里      家族シネマ        群像   野村昭子

第一一六回(一九九六下半期)  辻 仁成     海峡の光         新潮   川本 圭

第一一五回(一九九六上半期)  川上弘美     蛇を踏む        文學界  星野光徳

第一一四(回一九九五下半期)  又吉栄喜    豚の報い           文學界  古谷恭介

第一一三回(一九九五上半期)  保坂和志    この人の閾           新潮   山田吉郎

一九九四年以前の受賞作 (同人推奨作)〈受賞作品一ページ評〉

第  九回(一九三九上半期)   半田義之   「鶏騒動」          文藝首都  野寄 勉

第二一回(一九四九上半期)  由起しげ子  「本の話」             作品   野口存彌

第四三回(一九六〇上半期)    北杜夫    「夜と霧の隅で」        新潮   古谷恭介

第四六回(一九六一下半期)    宇野鴻一郎 「鯨神」              文學界   野寄 勉

第六六回(一九七一下半期)   李 恢成    「砧をうつ女」       季刊藝術 河野基樹

第七二回(一九七四下半期)   日野啓三   「あの夕陽」          新潮   河野基樹

第七三回(一九七五上半期)   林 京子    「祭りの場」           群像   野寄 勉

第七八回(一九七七下半期)   宮本 輝    「蛍川」           文芸展望   足立 佳

第八四回(一九八〇下半期)      尾辻克彦  「父が消えた」             文學界  中川智寛

第八八回(一九八八下半期)    唐 十郎  「佐川君からの手紙」   文藝    取井 一

第九四回 (一九八五下半期)    米谷ふみ子 「過越しの祭り」           新潮   岩木讃三

第一〇〇回 (一九八八下半期)  李 良枝   「由煕」                群像  河野基樹


〈特集〉中野重治と堀辰雄(そのU)


中野重治 「むらぎも」に描かれた〈外部注入論〉〈先駆性理論〉

        ―レーニン「なにをなすべきか?」をめぐる物語―     河野基樹 15

中野重治と故郷の仏教風土

         ―もう一つの自我を育んだもの―            高比良直美 13

『中野重治研究文献目録』未発行に関する始末記           高橋克博 3

堀 辰雄『美しい村』論 ―純粋小説≠フ試みを読む―      永野 悟 13

堀 辰雄  ―幼年時の問題―                       野口存彌 16


〈評論・研究〉

母の拘束/母の安らぎ ― 三好達治『測量船』―            勝原晴希  7

横光利一「家族会議」の位置 ―解放の〈純粋小説〉―        中川智寛  9

中島敦と耽美派                               児山和弘 12

古井由吉「杳子」について ―〈現実〉を解体する眼差し―       野々宮彩子 13

川端康成「雀の媒酌」(掌の小説)論 ―「犠牲」と「結婚」        森 晴雄 7

復員兵伊藤桂一 ―既失のアルカディア―                野寄 勉 10


〈エッセイ・書評〉


モーツアルト・フルートとハープのための協奏曲について         永野 悟 3

表棹影と犀星その他

      ―笠森勇編『表棹影作品集』上梓にあたって        沢田繁春 4

青年に捧げる                                小池金太郎 4

思いが現実をつくる                             大庭宏之 2

 はじめから失われてあるもの ―鷺沢萌の世界          取井 一 1

【書評】葉山修平著『犬を連れた奥さん』                 沢田繁春 1

【紹介】花崎育代著『大岡昇平研究』                    野寄 勉 1


〈創作〉


泳ぐ女                                      小川原健太 11

大家の日々                                   大堀敏靖 10

戦後の子 (二)                                星野光徳 14


                                                   編集後記

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群系第16号            2003年(平成15年)


〈特集〉中野重治と堀辰雄 

中野重治の初期「文学論」― 「微小なるものをめぐって」―      島崎市誠……17

中野重治「二つの戦争のこと」に隠顕する〈内戦論〉

―江藤淳「小林秀雄論」の批評文法から照射されるもの―      河野基樹……14

中野重治 「春さきの風」「汽車の罐焚き」「街あるき」などから     永野 悟……14

中野重治と故郷の寺  ―「村の家」を中心に―            高比良直美…5

『中野重治と朝鮮』 鄭勝云(ジョン・スンウン)著について       野寄 勉……1

堀辰雄―「麦藁帽子」の背景                        野口存彌……10

川端康成「弱き器」(掌の小説)論―堀辰雄「鼠」に触れつつ      森 晴雄……7

中野重治と堀辰雄―「驢馬」の詩人たちについて―           安宅夏夫……6

【紹介】 『群系』増刊号 菊田義孝氏の「木山捷平」論について   島崎市誠……1


〈評論・研究〉

自然に、十分自然に  ― 伊東静雄の詩 ―              勝原晴希……7

伊藤桂一の「終戦処理」 ― 人情の原質 ―               野寄 勉……5

川端康成「静かな雨」(掌の小説)論  ―紙の灰の死―         森 晴雄……5

久世光彦『女神』―文学に先行してしまう作家周辺の「伝説」―     関塚 誠……2

林京子の「黄砂」―明治・大正・昭和の〈清〉をめぐって         野寄 勉……7

【窓】 リアル・タイム                                 取井 一…&#8230;1


〈エッセイ・書評〉

岡本恵徳・高橋敏夫『沖縄文学選』を読む                      高比良直美…6

三つの魂の軌跡――安宅夏夫著『「日本百名山」の背景』を読んで   沢田繁春……2

生き方のハウツー本― 南木佳司「阿弥陀堂だより」             川本 圭……2

作家と万年筆―「小説現代」掲載のペリカン広告              野寄 勉

遠い夏の日                                     津島幸子……1

飯尾憲士の屋根裏部屋/槙林滉二著『日本近現代文学の展開―志向と倫理―』

                            &#160;                           &#160;                          野寄 勉……1

モーツアルト・ピアノ協奏曲第21番                     永野 悟……1

今年度上半期芥川賞について /「驢馬」同人の人たち         星野光徳……1


〈創作〉 

ユンカのクリスマス                              小川原健太…16

パラダイスツアー 〜出浮世記                       八重樫優子…12

沢口氏の場合                                 永島樹与志…10

父と子                                      古谷恭介……10

北紀行                                      大堀敏靖……9

戦後の子                                    星野光徳……20

                                              編集後記……1



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「群系」 増刊号 2003・7(平成15年)


 菊田義孝「木山捷平」論


木山捷平論  (一)序言

木山捷平論  (二)貧しい現実の中で-詩友野長瀬正夫とともに

木山捷平論  (三)父-生活と風流

木山捷平論   −木山捷平と太宰治−

木山捷平論ノート −日本を郷土とする者の文学

解題

   木山 捷平(きやましょうへい、1904年(明治37年)3月26日-1968年(昭和43年)8月23日)は、岡山県小田郡新
    山村(現在の笠岡市)出身の説家、詩人。私小説の代表的作家の一人である。短編小説を得意とした。

  • 『抑制の日』(1939年) 『河骨』(1940年) 『昔野』(1940年) 『侏儒の友』(1941年) 『和氣清麻呂』(1944年)
  • 『脳下垂体』(1953年) 『耳學問』(1956年) 『大陸の細道』(1962年) 『 苦いお茶』(1963年)
  • 『茶の木』(1965年) 『石垣の花』(1967年) 『去年今年』(1968年) 『長春五馬路』(1968年)

    菊田義孝氏の「木山捷平」論について(「群系」16号収載)

    追悼菊田義孝氏(「群系」15号収載)

   菊田義孝(1916-2002)さんの思い出は こちら




   他の号は下をクリックしてください


   35-31号 30-26号 26-21号 

   15-11号 10-6号 5-創刊号



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「群系」既刊号


各号表紙と

同人著書の紹介

      (2/5)













「群 系」20号  (2007・12月刊行)

  創刊二〇周年記念号


 総力特集 昭和のあゆみ


 T 昭和作家作品論  U 〈私〉の昭和 エッセイ集


  


          「群系」20号の表紙



総力特集 昭和のあゆみ (扉文より)

 一九二六〜一九八九年の六〇年余の時空間は日本近現代の大団円である。

昭和のあゆみ≠ニいってもあまりに広範広大でどのような典型例をもって象徴させるか、さまざまだが、人々に認識の力と、その欲求があるかぎり、「昭和」はいろいろな表現でもって、後世にも語られる時空間であることは間違いなかろう。

 「昭和」は、二〇世紀の政治・経済、科学・産業の世界的広がりの波をそのまま蒙った。強権的な国家の誕生、戦争、抵抗などもあった反面、前時代に比べ、電話・ラジオ・映画・テレビ、など新たな技術の伸張とともにさまざまな娯楽文化を涵養する手立てが著しく発展した。

 もとより「昭和」は、一個人の生涯を基にした、人工的・偶然的・特殊な°謳リりである。しかし人々はこの時代に前のどの時代よりも鮮烈な、忘れられない記憶を持った。そして、今やあたかも自然的・必然的・普遍的な♀エ覚で受けとめられている。

 「平成」の今日、社会の不透明・停滞、時代の転換が強くいわれている。文芸同人誌としては、そうした観点から創刊二〇周年≠フ記念に、あえて「脚下照顧」「温故知新」、過ぐる前時代の検討をしてみようと思った。

 Tは、昭和の作家作品論を同人の自由投稿で募集した。またUは、同時代を生きた証言である。






〈20号書評の同人著作〉


野口存彌著『詩的近代の生成―明治の詩と詩人たち―』 

   

  踏青社 2007年4月刊 2,000円+税


岩木讃三著 『国境とは何か―国家とアイデンティティ―』 

   

  芙蓉書房出版 08年10月刊 2,500円+税




稲垣輝美著 創作集 『十二の花ばな』

   

 1,500円 龍書房 2007.8.刊 表紙絵は、筆者











 20号についての「読書人」紙批評










































「群系」19号 (2006・12月刊行)

特集《昭和文学―潰えない現在=t

;特集《「私」の世界文学》

小特集《生誕250年 モーツアルト》




「群系」19号の表紙

*「図書新聞」2007.3.17.書評は こちら


『15歳からのニッポン文学』 

  群系の会同人著の紹介は  こちら


〈出版会の本〉

澤田繁晴著『輪舞―文学・美術散策―


    


 〈19号紹介の同人著作〉

勝原晴希・編『『日本詩人』と大正詩』(森話社刊)

    

    2006年7月刊   6,500円(+税) 



  井口時男・著『暴力的な現在』(作品社刊)   

     

      2006年09月刊 2,800円+税









「群系」18号

(2005・12月刊行)

〈特集〉戦後六〇年の文学

     菊田義孝 年譜



「群系」18号の表紙




 〈18号書評の同人著作〉
  野口存彌著『文学の遠近法』 

 
 (2004年11月 武蔵野書房刊)

 図書新聞の批評は

  → こちら













  
猫ラーメン≠フ図

 (photo by daughter of Mr.TORII)













「群系」17号 2004年10月 

〈特集〉中野重治と堀辰雄(そのU)

芥川賞この十年 〈同人による受賞作品一ページ評〉

    

「群系」17号の表紙


群系17号の批評

 「読書人」 「週刊読書人」 2004.11.12(金曜)

 「図書新聞」「図書新聞」 2004.12.4(土曜)

 は こちら   














 堀辰雄生誕100年
 (堀辰雄 1904-1953)
 この17号の発刊された2004年は堀辰雄
 の生誕100年の年にあたります。

 生誕100年記念ポスター




 2004年は堀辰雄の生誕百年にあたりました。
 堀辰雄(1904〜1953)、中野重治(1902〜1979)を特集。
が、同人には中野重治の方が多少人気があったようです。
 で、堀辰雄ファンであった私ども(野口・高比良・永野)は、
この2004年(平成16年)夏に、軽井沢へ行き、堀辰雄未亡人
・堀多恵子さんのお話を聴きに行きました。
 下はそのときの写真です


お話する堀辰雄多恵子氏(向かって左)



野口存彌(のぶや)氏と堀多恵子氏




堀辰雄記念館(辰雄住家)の前で 高比良さん(右)とご友人  












群系第16号 

2003年(平成15年)10月刊

〈特集〉中野重治と堀辰雄

 
「群系」16号の表紙

16号の紹介(図書新聞)記事は

     こちら

















  

  猫カレーライス
  A younger brother offered a photograph






















「群系」 増刊号 2003・7


 菊田義孝「木山捷平」論


  

 菊田義孝さんは、創刊号以来の同人でした。
 太宰治の弟子として、また研究者として有名です。
 「群系」18号に、「菊田義孝年譜」を編みました。
 



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