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2002年
「群系」15号 2002年(平成14年) 10月刊行
〈特集〉
梶井基次郎 その珠玉の文学世界
「城のある町にて」 ―子供を見る青年― 野口存彌
「橡の花」論 ――独り相撲≠ニ戦ひ≠ニ調和=\ 森 晴雄
表現としてのメタファー ―「ある心の風景」「冬の日」に即して― 永野 悟
梶井基次郎の社会科学 ―深川セツルメントと帝大新人会 河野基樹
梶井基次郎研究ノート 島崎市誠
闇の狩人 ―「檸檬」「のんきな患者」を中心に― 沢田繁春
〈空想〉〈身体〉〈発見〉の相似形 ―「愛撫」の示唆― 竹内直人
「桜の樹の下には」考 ―死のイマジネーション― 取井 一
梶井文学の光と影 土倉ヒロ子
羨望される北川冬彦 ―梶井基次郎「詩集『戦争』」評 野寄 勉
天使の沈黙 (創作)
―「城のある町にて〈ある午後〉」によるコンポジションー 高比良直美
《紹介》 新版『梶井基次郎全集』 島崎市誠
《文壇時評》 近頃の若え小説(もん)は 星野光徳
《エッセイ》 デージーとヒヤシンス 小池金太郎
資料調査について 安宅夏夫
《追悼》 菊田義孝 永野 悟
《窓》 犯罪文学はなぜない? 取井 一
《紹介》 坪内祐三『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』 関塚 誠
大槻彦次郎『文壇挽歌物語』 関塚 誠
槙村滉二『北村透谷研究 絶対と相対との抗抵』 野寄 勉
小山田義文『ゴヤ幻想―「黒い絵」の謎』 沢田繁春
《書評》森 晴雄『遠い陽射し 淡樹と十二の掌篇』 (右に表紙写真) 沢田繁春
《創作》
椋鳥の巣 古谷恭介
カリスマ 大堀敏靖
《評論》最後に何が残るのか ―伊藤桂一の亡妹三部作― 野寄 勉
純粋をつきとめると死につきあたる - 立原道造の詩と死− 勝原晴希
2001年
『群系』14号
2001年(平成13年) 10月刊行
〈特集〉川端康成・乱反射の文学
《巻頭論文》
近頃どうした芥川賞 星野光徳
今回(第百二本文紹介十五回)の芥川賞について―玄侑宗久『中陰の花』―
《特集》 川端康成・乱反射の文学
「がらんどう」の周辺 ―『雪国』論序説― 島崎市誠
削除される黙契 ― 削除版「過去」について― 野寄 勉
花々の誘い ―「夫人の探偵」(掌の小説)論― 森 晴雄
『雪国』の上演を観て 岩田光子
「反橋」連作 ―その感興について― 永野 悟
川端康成少年期の短歌創作 ―我足あまり冷たかりせば― 山田吉郎
「孤児」の痛手 ―『掌の小説』をめぐって― 川本 圭
今東光・横光利一・川端康成 ―作家の運命― 高比良直美
川端康成の旅
―リルケ「風景について」・志賀重昂「日本風景論」の受容 河野基樹
《詩》
Kの論理 取井 一
漂流 小池金太郎
憎しみの万華鏡 土倉ヒロ子
さらばトンビよ/沖縄の古本屋/春風 菊田義孝
《エッセイ・研究》
自由への扉はどこに向かって開かれるか ―尾崎豊― 勝原晴希
怨ミハ晴ラシテハナラヌ ―伊藤桂一 インパールの〈敵〉― 野寄 勉
大岡昇平『野火』試論(一) ―幻想文学として読む 関塚 誠
「小説現代」連載の〈原作者登場〉 野寄 勉
【窓】 三木卓著『錬金術師の帽子』を読む 星野光徳
「文学」を疑え 拓(野村昭子)
《創作》
露の女 古谷恭介
袖の香ぞ 岩木讃三
癒し系 大堀敏靖
花外の悲しみ、母の悲しみ 野口存彌
編集後記
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2000年
『群系』13号
2000年(平成12年) 12月刊行
《評論・研究》
近代日本に描かれた生命・損害保険
―森鴎外・夏目漱石作品を中心に― 河野基樹
大岡昇平「将門記」の位置―〈大岡史観〉への試論 関塚 誠
水に落ちた擲弾筒手 ―伊藤桂一「螢の河」の水位― 野寄 勉
折口信夫「死者の書」 岩田恵子
川端康成「髪は長く」(掌の小説)論 森 晴雄
「作品」の周辺点・・・・・「本文批判」覚え書き U 島崎市誠
空の青さを見つめていると・・・・・(谷川俊太郎) 勝原晴希
《小品・エッセイ》
幼年時代 永野 悟
現実を裏側から観れば・・・・・ 小池金太郎
あの夕陽 竹内理矢
「群像」掲載の〈パイロット随筆〉 野寄 勉
出版会報告
河野基樹著『近代日本文学思潮史の研究ー思想的転進の諸相』 編集部
2000年(平成12年) 10月22日(日曜) 於:私学会館(東京・市ヶ谷)
前列のみ
左から3人目 野口存彌 4人目 有山大五氏 5人目(真ん中)河野基樹氏
6人目 長谷川泉氏 7人目 <(_ _)> 8人目 馬渡憲三郎氏9人目 取井 一氏
群系アンケート
《二十世紀の文学》―百年間の日本文学・外国文学 編集部
《書評》 ベルンハルト・シュリンク『朗読者』 取井 一
《書評》 菊田 均『なぜ「戦争」だったのかー統帥権という思想』 野寄 勉
【荷風本渉猟】第四回 笹渕友一著『永井荷風―「堕落」の美学者』 野寄 勉
《創作》
前夜 古谷恭介
大愛 大堀敏靖
長い夕暮れ 野口存彌
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1999年
『群系』12号
〈特集〉 大岡昇平(五)
1999年(平成11年) 11月刊行
《評論・エッセイ》
文化現象としての異世界 ―文学・漫画・映像作品を通して― 山田吉郎
本文がいっぱい…………「本文批判」覚書 島崎市誠
極北の島の贈り物 ―原色図鑑『サハリンの蝶』を読む 高比良直美
梶井基次郎『冬の日』 ―現実意識と孤独と― 岩田恵子
悪の変容・考 ―犯罪から「時代」の匂いを探る― 取井 一
平野啓一郎について 星野光徳
車谷長吉―「花椿」「桃の木の話」 森 晴雄
神の業、人間の業 ―棟方志功 澤田繁春
「いずこへ」について ―坂口安吾を読む・第二回― 野口存彌
追想に(母の死に) 永野 悟
【書評】黒岩正幸著 『インパール兵隊戦記「歩けない兵隊は死すべし」』 野寄 勉
《創作》
蝉折 源ノ頼政の憂鬱 古谷恭介
夫婦 黒田をさむ
復讐の罠 川本 圭
お優さんの琴 前田資子
男の一念 大堀敏靖
《特集 大岡昇平研究 五》
大岡昇平『少年』論(二) ―漱石・震災・スノッブ・上昇志向 関塚 誠
大岡昇平、石原吉郎との対談 ―「名前の重さ」をめぐって― 野寄 勉
(「図書新聞」の同人雑誌に取り上げられています。byたかとう匡子氏)
1998年
『群系』11号 1998年(平成10年) 9月刊行
〈特集〉 大岡昇平(四)
《エッセイ》
戦中・戦後 長谷川泉
板柳訪問(永山則夫生家訪問) 井口時男
「畏れる心」と「信じる心」 菊田義孝
《論稿》
『あ・じゃ・ぱん』と矢作俊彦
―明るい全共闘思想の復権あるいはパロディの方法― 星野光徳
アトムの語る未来観 ―漫画文化論ノート― 山田吉郎
車谷長吉論 −「死卵」と「白黒忌」 森 晴雄
変換された視点 ―犯罪者の一内面 取井 一
岡鬼太郎 後期花柳小説の筆法 ―「四つの袖」を読む 野寄 勉
戦時下文学者の意識の一考察 ―緊迫する状況を追って― ゆりはじめ
「風と光と二十の私と」について? ―坂口安吾を読む・第一回― 野口存彌
大江健三郎に関する二冊の書 星野光徳
アジア体験 ―私のそのささやかな出来事― 百瀬久慧
《詩》
少年とニヒリズム/絶望の中の希望 菊田義孝
《特集》大岡昇平(四)
大岡昇平のスタンダール
―文学活動のパースペクティヴを形成するものとしての― 河野基樹
大岡昇平『出征』論 ―戦争、共犯の意識― 関塚 誠
《紹介
【荷風本渉猟】 第二回 種田政明氏の仕事 野寄 勉
《書評》 『コレアン・ドライバーは、パリで眠らない』 野寄 勉
《創作》
阿 古谷恭介
雪の道 高比良直美
今という時のために 前田資子
母への― 萩原 和
月のラブレター 金 英順
本当は天使だと今でも思う(四) 大堀敏靖
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