『群系』 (文芸誌)ホームページ 

明治文学研究書      「群系」31号資料


  篤実な研究者たちの研究などは、目次を見ているのだけでも、内容がつかめ、関

 心がもたれますね。特に、明治期の研究書などは。A〜Wまで、23種類の本、叢書の

 紹介です。



 A 近代日本文学の起源  柄谷行人  講談社文芸文庫  1988年

    目次

   T 風景の発見

   U 内面の発見

   V 告白という制度

   W 病という意味

   X 児童の発見

   Y 構成力について




 B 思想としての東京−近代文学史論ノート―  

                    磯田光一      国文社  198911

               現在 講談社文芸文庫が普及本です。 ネットでの書評


    目 次

    1 逆転した東京のイメージ

    2 江戸地図から明治地図への転換

    3 標準語と方言の二重構造

    4 「東京」志向の民話性

    5 明治三十年代の転換

    6 下町における「江戸」と「西洋」

    7 政治小説としての『行人』

    8 「帝都」的イデオロギーの源流

    9 関東大震災と『東京行進曲』

   10 『痴人の愛』の文明批評

   11 戦後的「東京」の屈折

   12 「東京」のイメージの崩壊

   13 「他人」の「身内」化をこえて

     参考文献目録

     補論・文学史の鎖国と開国

     あとがき




 C 幻景の明治(朝日選書) 前田 愛  1978

 → 改題されて、『文学の街‐名作の舞台を歩く‐』

            (小学館ライブラリー) 199112

 → さらに、前田愛著作集   第4巻  『幻景の明治』

             筑摩書房 198912

      目次

      1.「維新」か「御一新」か

      2.儒学の言葉、啓蒙の言葉

      3.高橋お伝と絹の道

      4.飛ぶ歌

      5.パノラマと『舞姫』

      6.書生の小遣帳

      7.三島通庸と鹿鳴館時代

      8.元田永孚と教育勅語

      9.井上哲次郎と高山樗牛

     10.志賀重昂と日露戦争

     11.嗚呼世は夢か幻か

     12.日比谷焼打ちの「仕掛人」

     13.「かた」と「ち」

     14.小説のなかの風俗

     15.文明開化の食生活

     16.開化の工匠

     17.描かれた家庭

     18.盛り場に映画館ができた

     19.衆道の詩仙・石川丈山

     20.綱吉と吉保

     21.戯作における言葉の冒険

     22.「いき」と深川

     23.『パミラ』と『梅暦』

     24.エロティックな密室

     25.川柳と「団団珍聞」

     26.怪談牡丹灯籠まで

     27.円朝とキリスト教徒

     28.馬琴と透谷

     29.漱石と江戸文化

     30.荷風における江戸

     31.石川淳の江戸

     32.『日本政記』の構想

     33.山陽の「仏郎王歌」

     34.水野忠邦と鳥居耀蔵

     35.黒船に恋した男

     36.草莽の悲劇・根岸友山

     37.正統と伝統

     38.西南戦争と文壇

     39.明治歴史文学の原像

     40.中野逍遥

     41.『連環記』の虚実

     42.歴史と文学のあいだ




 D  日本文壇史  伊藤整 

             講談社文芸文庫版(1〜18)

 

  日本文壇史 1 開化期の人々(講談社文芸文庫 )199412

  日本文壇史 2 新文学の創始者たち(講談社文芸文庫 )199502

  日本文壇史 3 悩める若人の群(講談社文芸文庫)199504

  日本文壇史 4 硯友社と一葉の時代(講談社文芸文庫)199506

  日本文壇史 5 詩人と革命家たち(講談社文芸文庫)199508

  日本文壇史 6 明治思潮の転換期(講談社文芸文庫)199510

  日本文壇史 7 硯友社の時代終る(講談社文芸文庫)199512

  日本文壇史 8 日露戦争の時代(講談社文芸文庫)199602

  日本文壇史 9 日露戦後の新文学(講談社文芸文庫)199604

  日本文壇史 10 新文学の群生期(講談社文芸文庫)199606

  日本文壇史 11 自然主義の勃興期(講談社文芸文庫)199608

  日本文壇史 12 自然主義の最盛期(講談社文芸文庫)199610

  日本文壇史 13 頽唐派の人たち(講談社文芸文庫)199612

  日本文壇史 14 反自然主義の人たち(講談社文芸文庫)199702

  日本文壇史 15 近代劇運動の発足(講談社文芸文庫)199704

  日本文壇史 16 大逆事件前後(講談社文芸文庫) 199706

  日本文壇史 17 転換点に立つ(講談社文芸文庫) 199708

  日本文壇史 18 明治末期の文壇(講談社文芸文庫)199710

  日本文壇史 19 白樺派の若人たち(講談社文芸文庫)199712

  日本文壇史 20 漱石門下の文人たち(講談社文芸文庫)199802

  日本文壇史 21 「新しき女」の群(講談社文芸文庫)199804

  日本文壇史 22 明治文壇の残照(講談社文芸文庫)199806

  日本文壇史 23 大正文学の擡頭(講談社文芸文庫)199808

  日本文壇史 24 明治人漱石の死(講談社文芸文庫)199810




 E 反=近代文学史(中公文庫) 中条省平  2007年09月25日

    目次

   第一章 夏目漱石 -敗北する内面

   第二章 泉鏡花−内面を拒む神秘神学

   第三章 谷崎潤一郎−思想無きからくり芝居

   第四章 江戸川乱歩−人外境への郷愁

   第五章 稲垣足穂−人間的時間からの脱却

   第六章 夢野久作−自我なき迷宮の構造

   第七章 三島由紀夫−〈外〉をめざす肉体

   第八章 渋澤龍彦−観念から物質へ

   第九章 山田風太郎−歴史の遠近法の破砕

   第十章 村上龍−反=人間の想像的経験

   第十一章 筒井康隆−消滅する人間、消滅する言葉

                       ネットでの書評






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 左右の研究所書の振り分けは特に意味がありません。

 目次をごらんになって、関心あるものをみつけてく

ださい。 たいていは、公立の図書館にあります。





G 明治文学史(岩波テキストブックス)

        亀井 秀雄 (2000/3/17)

文学文体の形成と表現の変遷にフォーカスを据え、

多様な明治の言説を広い視野に収めた、一読三

嘆の画期的な文学史。多様なテクストの交差する

相を自在に解きほぐし、近代初期の小説の魅力を

説き明かす。



H 「小説」論―『小説神髄』と近代

        亀井 秀雄 (1999/9/27)

まだ小説がなかった近代に小説について語りは

じめるとはどういう事件であったのか。坪内逍遥

の「小説神髄」の上梓と、引き続いて起こってくる

事態を広く深い視野から、長い射程で取り組み

論じた、ユニークな小説論。



I 戦争と革命の放浪者 二葉亭四迷

(日本の作家 37 ) 亀井 秀雄 新典社, (1986/5/10)




J 近代日本「美学」の誕生  神林恒道  

   講談社学術文庫  2006年


K 明治の文学 

 日本文学研究資料刊行会/編 

          有精堂(1981/1/2)

  1.仮名垣魯文論 / 浅井 清/

  2.内乱期の文学 / 亀井 秀雄/

  3.柳北「航西日乗」の原型 / 前田 愛/

  4.政治小説と坪内逍遥 / 畑 有三/

  5.明治歴史文学の原像 / 前田 愛/

  6.大衆文学前史 / 興津 要/

  7.美妙ノート / 山田 有策/

  8.文学極衰論前後 / 十川 信介/

  9.美妙ノート / 山田 有策/

 10.叙事詩の時代 / 越智 治雄/

 11.「明治文学史」研究序説 / 平岡 敏夫/

 12.近代文学史認識の留意点 / 野村 喬/

 13.文海・桃水・渋柿園の新聞小説 / 小池 正胤/

 14.紅葉初期小説の方法 / 土佐 亨/






L 近代日本文学のすすめ 

          岩波文庫(共著) 1999/05

  1.近代日本文学のすすめ / 座談会

   大岡信 加賀乙彦 菅野昭正 曾根博義 十川信介 

  2.〈浮雲〉 日本の近代小説は「恋する男の苦しみ」

    から始まった / 小谷野 敦/

  3.〈にごりえ・たけくらべ〉一葉の奇跡 / 島田雅彦

  4.〈武蔵野〉傷心と観察と歩行 / 黒井千次

  5.〈病牀六尺〉わが小園 / 森 まゆみ

  6.〈坊っちゃん〉

    『坊っちゃん』は大衆小説か / 梅原 猛

  7.〈高野聖・眉かくしの霊〉

     魔界の子守歌 / 村田 喜代子

  8.〈新編啄木歌集〉二つの「?」 / 佐佐木幸綱

  9.〈銀の匙〉懐かしい古い文庫本 / 加賀乙彦

 10.〈赤光〉『赤光』その読みどころ / 大岡 信

 11.〈北原白秋歌集〉

     緑の古宝玉に秘められたもの / 高野公彦

 12.〈あらくれ〉現代の生活欲の荒涼 / 古井由吉

 13.〈渋江抽斎〉面白い史伝の条件 / 中野三敏

 14.〈萩原朔太郎詩集〉

     『萩原朔太郎詩集』のふるえを聴く / 安藤元雄

 15.〈羅生門・鼻・芋粥・偸盗〉

    心の謎に迫るミステリーの味わい / 増田みず子

 16.〈田園の憂鬱〉なま若さの魅力 / 松山巌

 17.〈或る女〉醜と邪の底からの生の輝き / 亀井俊介

 18.〈檸檬・冬の日他九篇〉

    一糸乱れぬ早熟な言語世界 / 杉本秀太郎

 19.〈山椒魚・遥拝隊長他七篇〉

小動物・水・少年・言葉−井伏鱒二の魅惑 / 川村湊

 20.〈三好達治詩集〉憂悶の抒情 / 中村 稔

 21.〈春琴抄・盲目物語〉

      生きながら蓮の台に / 菅野 昭正

 22.〈童話集風の又三郎他十八篇〉

      風言語のミュージカル / 高橋 世織

 23.〈西脇順三郎詩集〉

      影向寺の詩碑のことなど / 入沢 康夫

 24.〈夜明け前〉「交通」をめぐって / 十川 信介

 25.〈暗夜行路〉

     事物描写のあざやかさ / 阿川 弘之

 26.〈【ボク】東綺譚〉夢の女 / 川本 三郎

 27.〈幻談・観画談他三篇〉

           芳醇な言葉の蜜壺 / 樋口 覚

 28.〈迷路〉

      古典的手法による現代小説 / 木崎 さと子

 29.〈ヴィヨンの妻・桜桃他八篇〉

      女性独白体の魅力 / 曾根 博義

 30.〈山の音〉魔が閃めく…… / 高橋 英夫

 31.〈野火・ハムレット日記〉

       「人間」「神」「自然」 / 林京子




M 明治メディア考  加藤秀俊+前田愛   

  河出書房新社  200812

    明治時代のあらゆるメディアについての対談を新装した、   社会学者と国文学者、二大碩学による知の饗宴。
    近代日本の「情報化」の初期微動をふりかえる、明治
   再発見本。




N 私のなかの東京  野口富士男 

   中公文庫  1989 (解説 川本三郎)




O ぼくの浅草案内  小沢昭一 

   ちくま文庫 2001  (解説 坪内祐三)




P 荷風散策−紅茶のあとさき  江藤淳  
  
  新潮文庫  平成11年 (解説 高橋昌男)





Q 東京の三十年  田山花袋 
      
    岩波文庫  1981年初刷 

            2011年24刷 (解説 竹盛天雄)





R 東京震災記   田山花袋 
 
         (大正13年3月3日) 

      河出文庫  2011.8 (解説 石井光太)


S  明治文学史の周辺 平岡敏夫


       有精堂出版    1976



T 座談会明治文学史 

  柳田泉 勝本 清一郎 猪野 謙二 編 

       岩波書店 1969 19cm





U 明治文学アルバム 

   新潮日本文学アルバム別巻  1986年





V 私小説論 小林秀雄  1935年 新潮文庫他




W 風俗小説論  中村光夫  1950年 新潮文庫他