『群系』35-31号の目次
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2015年後期
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「群系」35号 (2015年 10月30日刊行!!)
群 系 第35号 二〇一五年 秋
目 次
特集《内向の世代》
高度成長下の文学、或いは無頼派、戦後派の進展
―戦後一〇〜三〇年、今日的視野からの一閃― 竹内清巳 3
かなしい水の物語
―黒井千次『のびどめ上水』から杉本苑子『玉川兄弟』へ 大和田茂 11
〈地下室人〉の思考と対話
―秋山駿『地下室の手記』、後藤明生『壁の中』をめぐって 草原克芳 18
私小説作家阿部昭 ―その作品の検証 永野 悟 12
ある欠落―坂上弘 澤田繁晴 5
古井由吉『行隠れ』―浸透していく「よしこ」 間島康子 6
大庭みな子の『火草』 荻野 央 3
日野啓三『あの夕陽』―日常を侵す空虚について― 土倉ヒロ子 4
小川国夫「アポロンの島」試論 ―青春の失調― 中川智寛 4
小川国夫の三筋の流れについて 名和哲夫 4
『私小説という人生』を生きた秋山駿 長月 遊 6
《同世代の作家たち》
鮎川信夫について
―「荒地」にたたずむ孤高のモダニスト― 市原礼子 8
古山高麗雄と雲南戦場 ―複眼で読む戦争と文学 外狩雅巳 2
三浦綾子『氷点』『続・氷点』 近藤加津 2
杉本苑子『華の碑文』 ―冷めた史観の投影― 小林弘子 5
野呂邦暢の「草のつるぎ」 野寄 勉 3
葉山修平「遠い夏蝉の声」 大森盛和 1
野坂昭如「火垂るの墓」「アメリカひじき」
―野坂昭如と戦争・ナショナリズム 大堀敏靖 8
五木寛之「風の王国」の地下に潜むもの 坂井瑞穂 3
○
特集U《戦後の日本映画》
映画『どん底』ゴーリキーに浸る。 斎藤康夫 2
佐分利信がいてくれた 野寄 勉 2
終戦直後の映画 ―東京・神保町シアター八月上映から 永野 悟 3
戦後の邦画事情 その2 (昭和30〜50年) 赤穂貴志 4
【資料】戦後〈1945ー1946年〉公開作品 編集部 2
(音楽ノート) 平和のために音楽と文学を 井上二葉 1
〈歴史ノート〉転びバテレンの映画 柿崎 一 1
〈演奏ノート〉歌に託して、わが心のメッセージ 佐藤文行 1
眼 国の劣化 取井 一 2
窓 芥川賞「火花」(又吉直樹)を読んでみた 草原克芳 1
《自由論考》
島尾敏雄「死の棘」考 連載(一)第一章〜第四章について
―〈カテイノジジョウ〉の根にあるものの諸相― 石井洋詩 28
大岡昇平「俘虜記」と「パルムの僧院」
―「政治学のミニヤチュール」と「俗社会の戯画」 関塚 誠 8
大岡昇平「野火」と濱口国雄『地獄の話』その真実 安宅夏夫 10
伊藤桂一の「分屯地への旅」 ―三つの志願― 野寄 勉 5
石原吉郎の詩集『禮節』と随筆「辞書をひるがえす風」 荻野 央 7
農民文学千葉支部メンバーの作品概評 相川良彦 11
リルケの『ロダン』 荻野 央 5
永井荷風 最後の小説「晩酌」 野寄 勉 4
シャーキャ・ノオト(8) 原始仏教残影(最終回) 古谷恭介 11
村上春樹再読(4)
―『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 星野光徳 10
【演劇批評】「核の信託」(五十嵐勉原作・脚本) 草原克芳 2
【弁護士会の闇】(第十五回) 杉浦信夫 3
《創作》
会長フアイル3 「十五万市民の中には」 小野友貴枝 18
執筆者紹介 1 既刊号紹介1 既刊号特集 1 編集後記 1
2015年前期
「群系」34号 (2015年 4月25日刊行!!)
群系第34号 目 次 二〇一五年 春
特集《昭和戦後文学》
島尾敏雄「家の中」論
―多元的視点による語りが意味するもの― 石井洋詩 18
梅崎春生
超領域の文学―「桜島」から「幻化」まで― 荻野 央 13
埴谷雄高「死霊」 名和哲夫 2
島尾敏雄「出孤島記」 石井洋詩 2
「荒地」から始まった戦後現代詩
−鮎川信夫について 市原礼子 3
安岡章太郎「海辺の光景」
―ある軍人家族の戦中・戦後 土倉ヒロ子 9
吉行淳之介「驟雨」 間島康子 2
曾野綾子「遠来の客たち」 近藤加津 2
庄野潤三「プールサイド小景」 永野 悟 2
堀田善衛「橋上幻像」と浜口國雄「地獄の話」
―飯田進『地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相』
に先立つもの― 安宅夏夫 6
○
よしなしごと ―正宗白鳥と志賀直哉の敗戦後 澤田繁晴 6
高見順
―「敗戦日記」における詩のようなもの― 市原礼子 6
永井荷風「羊羹」 野寄 勉 2
川崎長太郎「抹香町」 野寄 勉 2
吉屋信子「嫗の幻想」 野寄 勉 2
中野重治の「広重」 ―弱者への包容― 小林弘子 2
伊藤桂一の「群像」初掲載作品「廟」 野寄 勉 6
幸田文 ―ひこばえの行方 間島康子 7
「石原吉郎の詩」の読み方
−詩集「サンチョ・パンサの帰郷」から 荻野 央 5
《自由論考》
村上春樹論 再読(3) ―「羊をめぐる冒険」 星野光徳 13
シャーキャ・ノオト(7) −原始仏教残影− 古谷恭介 11
戦後の邦画事情 ―昭和二十年〜二十九年 赤穂貴志 2
NHK朝ドラ「花子とアン」評 相川良彦 4
地動海鳴 その7 長野克彦 7
中野重治の「司書の死」 野寄 勉 1
弁護士会の闇 第14回 杉浦信夫 4
音楽ノート オレンジ色の小説のような音楽 井上二葉 1
映画ノート 「紙の月」 取井 一 1
美術ノート マグリット 間島康子 1
【書評】澤田繁晴『幼い私の周辺』 小林弘子 2
《創作》
山口二矢 大堀敏靖 13
二十年後 寄り道 高岡啓次郎 7
会長のファイル2 「謝罪文」 小野友貴枝 12
落とし穴 肥前島原の大名有馬氏 柿崎 一 21
峠道 五十嵐亨 13
既刊号33号目次 1 執筆者紹介 1
編集後記 1
2014年前期
(2014年後期の刊行は今回ありません。遅れて、2015年前期刊行となりました)
「群系」33号 (2014年 7月25日刊行!)
《特集》 昭和戦前・戦中の文学 扉文(右下に) 1
地動海鳴(連載4) ―私の近代とその超克― 長野克彦 4
○
鶴彬・槇村浩・尹東柱(ユン・ドンジュ)
―治安維持法で消された詩人たち 安宅夏夫 19
徳永直「太陽のない街」の時代 取井 一 2
○
―山之口貘・沖縄とともに生きた稀有な魂― 市原礼子 8
○
谷崎潤一郎戦禍の華『細雪』
―喰う、書く、会うーエロスの構造 土倉ヒロ子 8
谷崎潤一郎の「疎開日記」を読む 布施田哲也 6
谷崎「陰翳礼讃」をめぐって 市川直子 2
《自由論考》
―「納屋」への放火、「父」あるいは「母」とのはざま ―
日本初の唄う女優 松井須磨子の生きざまをかいまみて 佐藤文行 5
―島村抱月、中山晋平、野口雨情などの群像の中で ―
シャーキャ・ノオト 原始仏教残影(連載6) 古谷恭介 10
圓朝の怪談と漱石作品 相川良彦 4
【書評】 小林弘子著『泉鏡花 逝きし人の面影に』 安宅夏夫 2
【書評】 五十嵐亨著『武蔵国外科事始』 土倉ヒロ子 2
【書評】 市原礼子詩集『愛の谷』 鎌田良知 1
【書評】 澤田繁晴著『眼の人々-夢二・子規・芥川・梶井・古賀・横光・川端』
白川 葎 1
【書評】 葉山修平著『処女出版―そして、室生犀星』を読んで 澤田繁晴 2
言 弁護士会の闇 (第13回) 杉浦信夫 6
《音楽ノート》 音楽・数学・宇宙 井上二葉 1
《写真ノート》 棄てられる風景 荻野 央 1
《映画ノート》 戦中の貴公子 上原謙 赤穂貴志
赤穂貴志(「白雲」誌からの転載)
《都市ノート》 近代への欲望 永野 悟 1
《創作》
既刊号(32号)目次 1 執筆者紹介 1 編集後記 1
総ページ 304p(過去最厚)
2013年後期
「群系」32号 (2013年12月25日刊行!)
《特集 T》大正の文学 扉文(右下に)
近藤加津
《特集 U》流行歌・愛唱歌
【流行歌・愛唱歌アンケート】 同人・読者
《自由論考》
石井洋詩
《創作》
編集後記
感想・ご意見を募集
32号掲載の各論考に対する感想・ご意見を募集します。
一つだけでも、また二つ以上関連させたものでも、さらに全
体的な印象を書いていただくのも、歓迎です。2月23日の
合評会の参考にもなりますので、どうぞ、その直前までに、
メールでご通信ください。本HPに掲載します。その際、
本名でなく、イニシャルでもOKですので、その旨、お書きくだ
さい(在住県名、年齢もよければ、付記ください。
送り先 snaganofy@siren.ocn.ne.jp
2013年前期
作品名・筆者名の下にラインがあるものはリンクで本文にとびます
「群系」31号 (2013年7月25日刊行!)
特集T《明治の文学》 特集Uは《映画-もう一つの生》
特集《明治文学》 扉文(右下に)
明治期の出版・新聞ジャーナリズムと文学 永野 悟 12
《都市ノート》明治の遺構 永野 悟 1
《写真ノート》ジャコメッリの詩 間島康子 1
わが町、わが青春の映画たち 土倉ヒロ子 4
映画を「愉しむ」ということ 赤穂貴志 3
「フェリーニのローマ」〜監督の愛した都〜 荻野 央 3
イギリス映画「もうひとりのシェイクスピア」 澤田繁晴 3
映画「下町(ダウンタウン)」 プレスシート 野寄 勉 5
山本薩夫「ドレイ工場」について 外狩雅巳 1
ゴジラの巨大な影の下に ―敗戦日本の集合的無意識― 草原克芳 5
イメージの宝庫 映像の力 取井 一 2
言 弁護士会の闇 第11回 杉浦信夫 7
【紹介】辺口芳典詩集『とかげのテレパシー、きつねのテレパシー」 マイケル 1
《音楽ノート》ショパンの音楽なら 井上二葉 1
《演奏ノート》トークコンサート「野口雨情の詩曲」 佐藤文行 1
《論考》
横光利一「火」論 中川智寛 2
伊藤桂一『生きている戦場』に対する菊村到の書評 野寄 勉 3
シャーキャ・ノオト(4) -原始仏教残影- 古谷恭介 7
地動海鳴(3) 長野克彦 5
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』について 星野光徳 7
『群系』三〇号刊行記念パーティーの記録 編集部 2
《創作》
ヤンバルの風 稲垣輝美 7
花束を 小野友貴枝 6
一匹の猫からはじまり、一匹の猫でおわった話 市原礼子 9
その日の太宰治 名和哲夫 2
天正遣欧少年使節 -西彼杵半島をめぐって- 柿崎 一 10
お嬢吉三にはなれない 土倉ヒロ子 3
執筆者紹介 1 編集後記 1
NEWS!!
《ご批評・ご感想募集》
左のご案内にも書きましたが、本号掲出の文についてのご批評・ご感
想を募集します。一作品でも、二作品でも、あるいは全体に関することで
も結構です。メール板に直接、書き込みください。(100〜400字程度)
本ホームページ上にご紹介したく思います。
お名前と、よければ在住県・年齢も添えて下さい。
9/8の合評会の参考にもいたします。
群系掲示板 参照ください。
【重要連絡】31号掲出作品の短評を !!<(_ _)>
*掲出は、期間限定になる場合があります。
また、いつでも削除以来に応じます)。
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